帯祝い(おびいわい)とは、妊婦の五か月目にあたる戌の日に、安産を祈願して腹帯を巻く儀式のことです。
この地域では、親戚の方々や仲人さんに、五か月目の良い日(大安・友引・先勝の午前・先負の午後)に、お赤飯を炊いてお配りする事を帯祝いとも言います。(この地域ではお祝いは頂かなくても配るのが通例です)
安産祈願をする場合は、神社やお寺さんによって祈祷料や準備するものが違うので、事前にお電話などで確認する事をお薦めします。
遠州地方では女性側の親御さんが、ご自身の親戚分と男性側の親戚へ配る分まで準備するのが、一般的になっております。
但し、遠州地方のやり方ですので、相手側が他の地域にお住まいの方などは、風習が違いますので先様と御相談なさるのが良いと思います。