初盆法要
遠州地区は、全国的に見ても初盆の行事がとても大事に行われる地域です。位牌の周りには華やかな盆飾りが施され、特別に設けられた祭壇には、忌明け(七七日忌)の後、初めて里帰りする新仏の霊を迎えるためいろいろなお供物が置かれます。親族から贈られる回り灯篭や、親族・特に親しかった友人などから贈られるお花やお供物なども加わり、祭壇の回りは非常ににぎやかになるものです。
その祭壇を前にして『御施餓鬼(おせがき)法要』や、親しかった友人、知人や町内の方などがお参りにみえる『盆義理』、故人の霊を送りだす『松たき』などの行事が行われ、故人の霊を供養します。
more
御施餓鬼法要の引出物
寺施餓鬼の場合は、特に引出物はありません。内施餓鬼では、ご招待した親族に通常の年忌法要と同程度の引出物をお渡しします。
内施餓鬼の引出物も基本は3点、または5点です。組合せとしては、
- 主な引出物(掛け紙をつけるもの)
- 乾物(のり、鰹節、砂糖、麺類など)かそれに代るもの
- 引菓子(仏様への御供のお下がりとして)
という形になります。5点の場合はこの3点に食品ギフトなどを2点プラスする場合が多いですが、厳格な決まりはありません。仏式・神式とも、ほぼこの形になります。当店で引出物をセットでご注文の場合は、ご招待される皆様への法要案内ハガキを無料でご用意いたします。内施餓鬼、初盆行事の際のお料理もご案内出来ますのでご相談下さい。
盆供返礼品
『盆義理』に見えて下さった方に渡す返礼品は、大体500~800円くらいの実用品がよく使われています。簡単なお礼文を添えてお返しするのが主流です。これに缶のお茶などをつけるのが一般的です。当店でも新盆の2ヶ月ほど前から、盆供返礼品のご予約を承っております。
盆供返礼品(後返し)
盆供の場合もたくさんついて下さった方や、内施餓鬼に招待していない方から篭盛などの御供を頂いた場合は、葬儀の際の香典返礼品のように『後返し』をすることが多くあります。
品物には特に決まりはありませんが、よく使われるのは、食品類、お菓子類、洗剤・石鹸、カタログギフトなどです。ちょっとした挨拶状(御礼文)などを添えてお返しすると丁寧です。当店では、お買い上げ頂いた品物には、こうした御挨拶状を無料でお付けしております。
松たきの引出物
『松たき』のやり方は町内や隣保(組)によって取り決めがあるところが多いので、事前によく確認することが大切です。隣保(組)の方が集まる場合はお土産として、簡単な引出物を用意するのが一般的ですが、予算や点数なども、近年初盆があったお宅があれば、その例にあわせるのが良いかと思います。よくあるのは1点や3点ですが、厳格な決まりはありません。
施餓鬼米
浜松を中心とした遠州地方の初盆独特のお供物として『施餓鬼米』があります。お盆行事には一年の間に亡くなられた方、ご先祖様の供養をするとともに、すべての亡くなられた命を供養するという意味合いもあります。そのための御供えが施餓鬼米です。内施餓鬼の時に参列する方に自宅の祭壇に御供えして頂き、寺施餓鬼の時にお寺に納めます。
一升の白米を布の袋に入れて閉じたものに、筆かマジックで『御供 柴田一男』というように御供する方の氏名を書きます。初盆供養をされる故人の性別によって袋の形は変わります。男性の場合は四角形、女性の場合は三角形となります。当店でも初盆期間に販売しております。
※お寺さんによって供養の仕方に違いがある場合がございます。
※季節商品のため、品切れの際はご容赦下さい。
close