ご先祖様や故人の霊、神様、仏様など信仰あるいは崇拝する対象に捧げるものです。
宗教の種類によりさまざまな供物があります。神道では米、飯、酒などのほか玉串、青果物、魚(生魚、干物)あるいは菓子類の飲食物等があり、また正月には鏡餅を供えます。日本の仏教では神道同様の供え物のほかに、生花やお線香なども供えます。キリスト教では聖餐式(ミサ)におけるパンとぶどう酒が捧げられます。
法要に招かれた際や、お彼岸に持って行く場合は、お菓子、ジュース、食品類、お酒、ビール等の故人が召し上がって頂けるものをお供えとして持って行きます。他にはお線香やローソクなどの詰め合せも良いでしょう。
あくまでも故人や仏様、神様にお供えとして捧げるわけですから、実用的だからと言って洗剤やタオルなどをお供えとして持って行かないように注意が必要です。
どうしても伺う事が出来ない場合には、当店から宅急便で送る事も出来ます。その場合は二重包装や、ダンボール箱に入れて送りますので、届いた品物を傷める事無く御供え頂けるように配慮致します。
法要に参列する際には仏式は「御佛前」、神式は「御神前」としてお金を包みます。予算としては通常の法要には1万円程包み、ご夫婦で参列する際は2万円とする方が多いようです。それとお菓子等を「御供」として捧げます。
※葬儀の際の金額は関係によって金額も様々ですので、周りの方と相談したり個別にお問い合わせ下さい。
葬儀の際や初盆を迎えるお宅への御供えとして遠州地方では「籠盛」と云われてる品があります。大きなカゴに食品やお酒を盛って、まわりを造花であしらった商品です。※詳しくは初盆のページへ